
こんにちは、助産師たまです☆
前回は、ストローとコップならコップから練習を始めるといいよー!っていう記事を書きました✎
コップ飲みから始める良い理由はコチラから♪
でもいきなりコップはちょっと難しいので、段階を踏んでコップ飲みを練習する方法をお伝えするよ☆
step1.スプーンからすする
最初は大人用のスプーン(カレースプーンのような形のものでOK!)から始めてみよう。
これはスプーンの淵のカーブが唇の形に沿いやすく、すする練習がしやすいため。
また、1度に少量しか入らないので、少しずつ飲む練習ができるよ。
方法はこちら↓
- 大人用のスプーンを真横にする
- スプーンの縁が子どもの口に沿うように、下唇の中央にスプーンをあてる
- 子どもがすするのを待つ
注意点は↓
- 背中が倒れていて姿勢が悪い
- 介助する大人が水を流し込む
姿勢が悪いとうまくすすれない原因に。
またお水を流し込むことでムセやすくなったり、ムセに驚いてお水が嫌になっちゃうことも💦
つい流し込んでしまいたくなるんだけど、唇が閉じてスプーンを挟んですするまで待ってみてね。
スプーンですすることができるようになったら…
step2.子どもの口の幅くらいの容器
次は子どもの口の幅くらいの、小さい容器へステップアップ。
口の幅と同じくらいの容器は子どもの口に沿いやすいので唇の両端からダラダラこぼれにくく、すする練習がしやすいよ。
おちょこ、ペットボトルのキャップ、お薬を飲ませる時の薬杯も使えるよ💡
※ペットボトルのキャップや薬杯は誤飲の危険があるので、必ず横について練習して終わったら手の届かないところに片付けよう。

- 容器をもって子どもの口にあてる(もしできるようなら、用意を一緒に持つとよりgood!)
- 唇をすぼめてすするのを待つ
- 一度口の中に液体が入ったら、容器を口から離す(唇を閉じたタイミングがgood!)
注意点は↓
- 介助する大人が水分を流し込む
スプーンの時と同じで、お水を流し込むことでムセやすくなったり、ムセに驚いてお水が嫌になっちゃうことも💦
唇をすぼめてすするまで、待ってあげてね。
我が子はここが一番難しくて時間がかかった💦いつまでも飲める気がしなくて、飲めないなぁ難しいなぁと思っていたらある日突然こぼさずにすすって飲むようになったよ。
疲れちゃったら時々休んでも良いし、成長とともに必ずいつか飲めるようになるから焦らずやろう。
これがクリアできたら…
step3.子ども用のコップ
最後は子ども用のコップへステップアップ!
飲み口が今までより広いのではじめは唇の両端からこぼれてくることも💦
でも焦らず少しずつ練習しよう。
舌が口の中に入り、唇でコップの縁を挟んですすれるようになればゴール!
- まずは大人が補助して、少しだけ中身を入れたコップから始めよう
- 上下の唇でコップの縁を挟ませるようにする
- 少しずつコップを傾ける
- すするように飲めればOK!
注意点は↓
- 介助する大人が水分を流し込む
- 顎をあげて飲んでいる
流し込むのはさっきと同じ理由で、ムセにつながるため。
顎があがると舌が前に出る乳児嚥下の動きになりやすく、噛み合わせへの影響が出ることもあるよ💦
顎が前に出ていないか確認しながら飲ませよう!
コップ飲み練習に重宝するグッズ
我が家は、おちょこ期間が長くて…いろいろ試してみよ!と思い立って買ってみたのが100円均一でゲットできるこういう形の計量カップ。注ぎ口が少し尖った形になっているので、子どもの小さい口にピッタリ。少量ずつすすらせるのに活躍したよ✨

それから、こども用のコップは同じく100円均一のこちらをゲットして練習してたよ!


最終的にゴクゴクと連続して飲めるようになるまで長く使ったのはこちら。pigeonさんのマグマグコロン。
水の出る量を調節できるので、最初は絞ってちょろちょろ…から初めて、慣れて飲めるようになったら出る量を多くして使ってました!
すすらないと出ないのはこちら、munchkinさんのミラクルカップ。こちらは唇で挟んですすらないと中身が出ないので「すする」を練習するのにおすすめ。
早い子は1~2週間程度で習得できるようだけれど、1か月近くかかる子も。焦らずゆっくり進めよう!
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