ミルクを使って育児をしているあなたへ

搾乳・授乳
助産師たま
助産師たま

皆さんこんにちは、助産師たまです☆

ミルクを使用しながら育児をしている方へ。

この記事を読もうかなと思ってくれた方は、母乳育児で苦労している方嫌な思いをされた方母乳をやめようか迷っている方かと思います。

道端で知らないおばさんに「母乳?」って聞かれたりしますよね。

そうだったとしてもそうじゃなかったとしても、他人には関係ないことですがそれで傷つくママが多くて心が痛みます

ミルクを使用することに後ろめたさを感じるお母さんも少なくありません

私個人の意見としては

助産師たま
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お母さんが健やかに過ごすことが赤ちゃんの健康、健やかな成長につながるので、完全母乳だけにこだわる必要はない!」です。

赤ちゃんの免疫乳幼児突然死症候群のリスクを下げるなどのメリットも大いにありますし、WHO(世界保健機関)も母乳育児を推進しています。

母乳で育てることが苦痛なくできるのであれば、母乳育児をするに越したことはありません。

でも、なかなか母乳の出が追い付かないお母さんもいます。持病があって母乳があげられないお母さんもいます。乳首にキズなどができて泣きながら授乳しているお母さんもいます。(正しい授乳方法で授乳すれば、痛みなく授乳することができますが、産後の入院期間にそれを習得するのは難しかったりします。)

哺乳瓶を洗ったり消毒するのも大変です。

母乳でもミルクでもそれぞれに大変さがあり、共通するのは「どのお母さんも頑張って赤ちゃんを育てている」ということ。どっちがえらいとか、すごいとか、ないです

だから、ミルクで育てようと思っている方、なかなか母乳が軌道に乗らずミルクで育てている方が、肩身が狭い思いをする必要はないのです。

最近のミルクは栄養面では母乳にかなり近い形になっています。ミルクでも、ちゃーんと大きくなれます。

※母乳でいきたかったのに、出産した産院が母乳育児の知識を持つスタッフが少なかったり適切なケアが受けられずにミルクを使用する方もいますのでこれは問題だと認識しています。

私たち助産師はベビーを育てていくパパママの意思決定を支援し援助することが大切な役割だと思っています。

なので、母乳育児を頑張りたい方のためにBSケアという母乳ケアラクテーションコンサルト(IBCLC)を学んでいます。

混合やミルクで育てたい方のために、ミルクの正しい作り方や、すぐに飲み頃のミルクを作れる裏技(!)も試してみたりしています。

助産師たま
助産師たま

育てていくのはパパママですから、私たちがその意思決定を妨げることがあってはならないというのが私の意見です。

絶対母乳しかだめ!!!!みたいな極端な助産師や保健師も中にはいます。

でも、助産師や保健師が自身の理想を押し付けてママの心を踏みにじるのは本当に許せません。

メリットを考えると母乳を勧める気持ちは大変よくわかりますが、そのスタンスがつらくなったら、こんな助産師もいることを思い出してくださいね

母乳とミルクのそれぞれのメリット・デメリットについて解説した記事はこちら

「母乳vsミルク」論争について | 助産師たま (josan-tama.com)

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