助産師の私ってこんな人-お仕事編-

助産師たま
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皆さんこんにちは、助産師たまです☆

今日は私がどんな助産師になりたいか書いてみたいと思います。

助産師を目指し始めたお話はこちらから↓

なぜ助産師になりたいと思ったか | 助産師たま (josan-tama.com)

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助産師として働き出してから、様々なお母さんや赤ちゃんと関わる機会をたくさんいただきました。

忙しすぎる個人病院、ハイリスクケアをする総合病院と働く中で、「つらい、続けられる気がしない…」と思うことも多々ありました苦笑

でね、ついついネットで『助産師』って検索しちゃうんです。なんでかね、世間からみた助産師ってどんな感じなのかしら?って気になっちゃって。笑

なにせ周りは看護師や助産師がとっても多くて、話もあうのでついつい仕事仲間や大学や大学院の同期とつるんでいる時間が長いんですよね。

で、ふと、私たちってどんなふうに見えてるんだ?って気になる時があって

調べると、こういうネット上での発言をよく見るんです。あくまで例ですが。

「お産のときの助産師最悪だった」

「産後つらかったのに、助産師なにもしてくれなかった」

「二度とあの助産師の顔も見たくない」

助産師たま
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…なるほどなるほど。

幸い私が出会った助産師の中には、上のように思われるようなことをする方は本当にごくごく少数しかいません。0ではないのが残念なんですけれどね。

それは私たち個人の合う合わないということではなく、客観的にみて「今辛い思いをしている人に対してそれはないだろう」というような方です。正直ね、いますよね。

私は助産師という仕事をするにあたって、「この方にとったら最初で最後の出産・育児かも。ひとりの女性が出産する人数も減ってきているしそんな貴重な場にいさせていただけるのだからしっかり向き合おう」と心に誓っていて、何年やってもこの思いが一番にあるのです。

自分がここにいて関わらせてもらえることは、当たり前じゃない。そして、目の前の今まさに出産しようとしている、産後すぐで入院している、乳腺炎になって困っている、そんな患者さんが頼れるのは私たちしかいない。だから、ひとりひとりを大切に全力で自分のできることをやろう。そう思っています。

上に挙げた発言をされたママさんたちのことを思うと、胸が痛みます。

出産、産後という人生でとても大きなイベントで、一番寄り添って助けてほしかった人がそうしてくれなかった

もうね、代わりに謝罪したいし、なんならベビーシッターでもおっぱいマッサージでもなんでもするから…どうかどうか、助産師の記憶上書きさせて…とさえ思ってしまう。

それくらい、そんな同業者には、がっかりしてしまいます。

私たちもロボットではないから、喜怒哀楽があったり、ママさんたちと同じく女性なので、ホルモンバランスの関係でどうしても精神的に落ち込んだりイライラしやすかったりするときもあるんだけれど、そこはプロなので隠してやってほしい。患者さんに自分の感情丸出しは、プロとしてどうなんだい…ってね。

どんな思いで助産師のお仕事をしていても、ママさんを傷つけるようなことだけはしてほしくないなぁっていつも思っています。

あとこの業界、「おっぱいがこの世で一番派」「自然派」「スピリチュアル派」などなどいろいろな方がいます。

良くも悪くもクセが強いんじゃ!!!という同業者が多い 苦笑

私自身、どちらでもないタイプで…というのも、私たちはその子を育てていくわけではないので、ひとりひとりのお母さんにとって一番の味方でありたい!!!!!!!!

これに尽きます。

おっぱい(=母乳)のメリットは、もちろんわかってる。おっぱいのケアをするのは好きなんです。もっと学びを深めたい分野ではあるけど、いわゆる「おっぱい教」に、たぶん私はならないんだろうなぁと。

最近のミルクだってすごいよ?どっちで育てても赤ちゃんはしっかり育つから大丈夫よ!!って思うわけですよ。

昔は陣痛促進剤なんてなかったんだから、そんなことしなくても産めるはずだって聞くと、そりゃ昔はね!生活も食べ物も体型も昔と違うし!促進剤使用しないで結局丸3日とかかかって、大量出血して命の危機、産後はフラッフラになって育児どころじゃない…って考えたら、お薬は使用すべき時には使ったらよくない?!ってね、思っちゃうんだよなあ。苦笑

自然に…がもちろん理想だけどそうもいかないときあるよね~少し陣痛つけてあげたらお産になりそうだから最後お薬の力借りて頑張ろう~!というスタンス。

栄養バランスのいい食事はたしかに理想だけど、疲れて疲れてもう無理でお弁当とかお惣菜も使うし、時々○クドナルドとか○ンタッキーとか暴食したくなる。こんな私なので、「一汁三菜!まごわやさしい を意識して取り入れて!」なんて、言えない。苦笑

そんな何派でもない私ですが、マと赤ちゃんの味方でありたいという気持ちは誰にも負けないでいたいなぁと日々思っています。

今日もすべてのママと赤ちゃんが穏やかに幸せに過ごせますように。

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