妊娠中は特に注意!な感染症

母子感染
助産師たま
助産師たま

皆さんこんにちは、助産師たまです☆

今日は妊娠中に注意したい感染症についてまとめていきます。

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感染経路にはなにがある?

胎内感染:おなかのなかで感染すること

経胎盤感染 → 胎盤を通して病原体が赤ちゃんの血液内に侵入して感染します。

上行性感染 → 子宮の出口である子宮口や子宮頸管、膣に存在する病原体が子宮内に侵入して感染します。

分娩時感染:出産のときに産道を通ることで感染すること

経胎盤感染 → 陣痛が来て子宮が強く収縮した時に、お母さんの血液から赤ちゃんへ胎盤やへその緒を通って侵入して感染します。

産道感染 → 産道(膣)にいる病原体が、お産のときに赤ちゃんが産道を通過して感染します。また産道が切れたりしてお母さんが出血した場合、その血液から赤ちゃんに感染します。

授乳時感染:母乳から赤ちゃんに感染すること

母乳はお母さんの血液から作られています。その母乳を飲むことで赤ちゃんに感染したり、乳頭が切れてしまって血が出てしまったときに赤ちゃんの口にそれが入り感染します。

TORCH症候群

おなかの中で感染するものの中でも、赤ちゃんに重篤な症状を引き起こすものを総じてTORCH症候群とよばれています。

T:トキソプラズマ

O:梅毒・水痘・コクサッキー・B型肝炎などその他の病原体

R:風しん

C:サイトメガロウイルス

H:単純ヘルペス

それぞれの感染症の詳細や予防方法については別記事でまとめていきます。

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