
こんにちは、助産師たまです☆
これから離乳食を始めるけれど、正しい姿勢ってどんな姿勢?椅子はどう選んだらいいのかな?
最近食べが悪いのだけど…もしかして姿勢が原因?
なんてお悩みに、食べる時の理想的な姿勢やポイントをお伝えするよー!
なぜ正しい姿勢で食べる必要があるの?
そもそも、なぜ食べる時の姿勢が大切なのかな?
その理由はこんなところにあるよ。
- 踏ん張れる姿勢になることで不安定さがなくなり食事に集中できる
- しっかりと踏ん張りが効くことで、奥歯を使ってしっかり噛むことができる
- しっかり噛めると消化に良い
- 噛めることで口周りの筋肉が使える
- 口周りの筋肉を使うことで顎の発達を促され、歯並びやお口ポカンの予防になる
- 食べこぼしや誤嚥を防ぐ
足の裏がつかなくてグラグラしていると、安定しないので体に余計な力が入って食べることに集中できないことも💦
しっかり踏みしめて食べることは、しっかり噛めることにつながるし誤嚥も防いでくれるのでいいことづくめだよ✨
正しい姿勢ってどんな姿勢?
じゃあ、正しい姿勢ってどんな姿勢かな?
離乳食のそれぞれの期によって少しずつ違ってくるから見てみよう👀
★離乳初期
離乳食を開始する5~6か月頃は、まだ腰がすわっていない(=安定して一人座りできない)お子さんのほうが多いよ。
この頃は大人の膝の上で食べさせてあげてOK!!角度のつくバウンサーの活用も◎。
少しだけ後ろに傾かせてあげると食べ物をお口に取り込んで飲み込みやすいので意識してみてね!
★ひとり座りできるようになったら…
腰がすわってひとりで座れるようになったら、ベビーチェアに座って食べるようにしよう。
足裏全体がしっかりがつくものを選んでね。
まだ小さくて足台にしっかり足裏が届かないよってときは、足裏がつくように厚い本や牛乳パックなどで足台を作っておいてあげると良いよ!
ひとり座りできるようになってすぐのころは、長時間だとまだグラグラしてしまうこともあるので、ぐらつく時期は腰回りにタオルを入れて支えにしてあげよう。
★離乳後期
この頃も足裏全体がしっかりついているかチェック。
お座りもしっかりしてくる頃なので腰回りに入れていたタオルはぐらつかなくなったら卒業しよう。
背中にタオルを挟んでやや前傾の姿勢にすると体幹が安定しやすく食べやすいよ!
手がテーブルに届く位置にすることでやや前傾の姿勢が保ちやすく、また料理が見えたり自分で手を出すことで『自分で食べる』意識づけになるよ。
★完了期
足裏全体がしっかりついているかチェック。
背筋がしっかりと伸びて、ひざは直角になるのが良い姿勢だよ。
テーブルに肘がつく距離にすることで正しい姿勢を取りやすくなるよ。
ベビーチェアはどんなのがいい?
とにかくたくさん種類があって悩んでしまうベビーチェア。
ここまでお伝えしてきた正しい姿勢を取りやすいもの を選んであげたいよね。
選ぶ時のポイントはこちら。
- 固定する安全ベルトがついている
- 足の裏全体が、足の裏を乗せる台か床につく
- 足台が広い
- 背もたれと背中の距離が離れ過ぎていない
- 肘がつく(つかみ食べする時に必要だよ!)
足台が狭いと姿勢が前傾になる原因になるので、広い足台のものを選ぼう。
子どもの身長に合わせて座面や足台の高さを調整できるものを選ぶのがおすすめ!
各メーカー様々な製品が出ているのだけど、最近では座面や足台の高さを調節できるものが増えてきている印象。あとはカラーバリエーションや、幅や重さの違いなどになってくるのでおうちの雰囲気やインテリアと合わせて選択すると良いよ◎
有名どころのKATOJIさん、大和屋さん、cybexさん、STOKKEさんは座面や足台の高さ調節が可能か、サイズ、公式の値段をまとめてあるので画像を参照してね。
足台に足が届かない…そんな時は
まだ月齢が低いうちは、座面と足台を調節しても足が届かない…ということもあるよ。
そんな時は足の下に台を置いて高さを調整してあげよう。
例えば空の牛乳パックを繋げたものでも良いし、厚みのある本や辞典、ジョイントマットを重ねたものでもOK。
足の裏がしっかりついて、踏ん張った姿勢が取れていれば完璧だよ✨
牛乳パックの足台は、軽くて動いたり足が乗るとつぶれてしまうことも…💦
中に新聞紙などを詰めることで強度があがって使いやすくなるよ!そのままだと滑るので、裏に滑り止めシートをつけるとより快適に使えておすすめ。やってみてね★
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