皆さんこんにちは、助産師たまです☆
今日は授乳を始めるタイミングについてです。
皆さんは赤ちゃんが泣いてから授乳をスタートしていますか?
一度ワーーーーっと泣いてしまうと、赤ちゃん自身もパニックになってしまいうまく乳首が見つけられず、授乳がうまくいかない原因にもなります。
実は、泣く前にも「そろそろ起きるよ」というサインを赤ちゃんは出してくれているんです。
今日は赤ちゃんが起きてきそうなサインについてお伝えしていきます♪
赤ちゃんの覚醒は6段階に分けられる!
赤ちゃんの覚醒の状態は6段階に分けられます。
まずはそれぞれどんな様子かを見てみましょう。
state1:深い睡眠の状態。ぐっすり寝ています。
state2:浅い睡眠の状態。少しずつ目が覚めてきた様な状態で、新生児微笑といって微笑んだり、すこしぐずる様な声を出すこともあります。
state3:まどろんでいる状態。泣いていないけど目を開けてぼーっとしている状態です。
state4:覚醒している状態。目をしっかり開いて周りをじっと見るような様子が見られます。
state5:ぐずる状態。目が覚めて、ぐずぐずと泣き出します。空腹やオムツが汚れているなど不快なことに対してとても敏感な状態です。
state6:啼泣している状態。声を出して大泣きしている状態のことです。
授乳はいつはじめる?
state5〜6の泣き出してしまっている状態だと、赤ちゃん自身も落ち着いて乳首をパクッと咥えて吸うことが難しいとされており、授乳のスタートに向いているのは、state3〜4といわれています。
つまり、静かに覚醒している時が授乳を始めるチャンスなんですね。
とはいえ、日中も夜も赤ちゃんが寝たタイミングでお母さんも休みたいもの。
泣き声で起きてから授乳しても、遅すぎるわけではありません。
月齢が進んで体重が増え、お口が大きくなると共に泣いていてもパニックにならずに授乳することができるケースがほとんどです。
もしも、赤ちゃんが大泣きしてしまって授乳がうまくいかない…という場合には、寝ていた赤ちゃんがモゾモゾと動いたり時々泣きそうな声を出すようなstate2の状態から準備を始めて授乳してみると良いかもしれません☆
今日もすべてのママと赤ちゃんが穏やかに幸せに過ごせますように。
育児に関する個別相談もやってます♪
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