混合(母乳・ミルク)から母乳育児へ!ミルクの減らし方。

搾乳・授乳
助産師たま
助産師たま

皆さんこんにちは、助産師たまです☆

退院の時はミルクを併用していたけどここから母乳育児にシフトしていきたいな…でもどうやってミルクをへらしていけばいいのかな?と悩むお母さんが多いです。

今日はミルクの減らし方をまとめていきます

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まずはしっかり飲めているサインを確認しよう!

赤ちゃんがしっかり飲めている場合、以下の様なサインが見られます。

これらのサインがあるときには、母乳の量が増えてきている可能性があるのでミルクを少しずつ減らしていきましょう。

<しっかり飲めているサイン>

・おしっこが1日5回以上、透明〜薄黄色のものが出ている

・うんちが1日1回以上出ている(便秘がちで2〜3日に1回しか出ない子もいますが、入院中と変わらない回数と量であることを目安にしましょう)

・赤ちゃんがゴックンゴックンと喉を鳴らして飲んでいる(母乳の出がまだ十分でないうちは、赤ちゃんはチュッチュッチュッチュッと細かく吸います。)

・授乳のあと満足している(すぐ泣いたとしても、少し抱っこして泣き止めばOK)

・ミルクを毎回残したり、毎回吐き戻したりする

減らし方は?

ミルクを減らすときには、24時間に飲む総合の量から50ccを減らしてみます

1回の量を減らしたり、日中は母乳メインにして夜だけミルク追加をすることで回数を減らす方法もあります。

(例)

1日8回、1回60cc足している場合

① 8回のうち5回は50ccにしてみる(トータル50cc減)

② 日中のうちの3回は40ccにして、残り5回は60ccのままにする(トータル60cc減)

③ ミルク追加を1回お休みする(トータル60cc減)

1日トータルで50cc〜60cc減になりますが、「50ccずつ減らす」はあくまで目安ですので、10〜20cc程度の前後はあっても構いません♪

この後に記載する減らした後の観察ポイントを確認して、足りているようであれば2〜3日に1回、1日トータル量を50ccずつ減らしてみましょう。

スパッとミルクをやめてしまうと赤ちゃんが足りなくて怒ってしまったり体重の増えが緩慢になってしまう可能性がありますので少しずつ減らしましょう。

減らした後の観察ポイント

ミルクを追加する量を減らしても先ほど書いた「しっかり飲めているサイン」があり中でもおしっこやうんちの回数が大幅に変わらないようであれば飲む量が足りているサインになります。

以上が混合から母乳メインに変えていくときの方法になります。

母乳は飲めている量が目に見えないので最初は不安…という方も多いと思います。

先ほどあげた項目を確認して足りているかを確認したり、時々ショッピングモールや支援センターなどのスケールで体重がどれくらい増えているかを確認しながらミルク量を減らしてみましょう

今日もすべてのママと赤ちゃんが穏やかに幸せに過ごせますように。

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