私の妊娠生活のこと

助産師たま
助産師たま

皆さんこんにちは、助産師たまです☆

切迫流産切迫早産前置胎盤度重なる原因不明の大出血を繰り返しながら妊娠生活を送り、妊娠30週2日超緊急帝王切開になった妊娠生活の振り返りです。

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10w5d

頚管ポリープあり出血するかもしれないこと、現段階では部分前置胎盤と言われる。

ポリープは頸管に巻き込まれており、取ると流産につながるようなところにあるので取れなかった。

11w1d

鮮血の出血あり受診、おそらくポリープからとのことで経過観察

15w3d

鮮血出血、血の塊が出て受診。出血の原因となるような何かは見当たらず、やはりポリープかな?と。部分前置胎盤は変わりなし。

16w2d

妊婦健診で部分前置胎盤、胎盤の一部が内子宮口にはまり込んでしまっていて内子宮口が開いており子宮の出口の長さ(=頸管長)も25mmしかないため、さらにハイリスク妊婦が診られる大学病院へ紹介となる。ここで初めて絨毛膜下血種を指摘される。

即日で休職して安静にするよう指示あり翌日から休職、自宅安静へ。

16w5d

腹痛と出血あり、大学病院への受診予約はまだ先の予定だったため、ひとまず元の病院へ入院。

17w2d

朝起きてトイレに行ったところ血の塊が3~4個ゴロゴロと出る。便器も真っ赤に。

この出血では私の命が危ないため妊娠を継続するのは厳しいこと、前置胎盤があることと現時点での出血が多量すぎて経膣分娩も危険なので帝王切開だが、帝王切開するにしてもお腹が小さすぎてここではできないのでどちらにせよ大学病院へ搬送ですと言われる。

エコーに写る息子の心臓はしっかり動いているし、手足をバタバタさせる様子も写っていて号泣する。夫も呼ばれてもう今日中に産む雰囲気になっているうちに出血が止まり、なんとか経過観察になる。

お腹の張りを感じやすくなり張り止めのリトドリンを1日3錠から開始する。

副作用で動悸ほてりがすごくて、アイスノンが手放せなくなる。

17w4d

大学病院へ搬送になる。

辺縁前置胎盤絨毛膜下血腫あり。ベビーの成長は問題なし。現時点で今すぐ産む理由はない。意外と週数は稼いでいけそうな雰囲気に見えると言われる。

18w5d

MRIを撮る。この時点でも辺縁前置胎盤であること、胎盤内血腫があるが今のところは問題にならないこと、内子宮口に見えるのはポリープなのでは?という結果になる。

18w6d

出血なく退院する。自宅安静へ。

19w0d〜22w1d

4〜5日に1回出血しながらも、出れば止まるを繰り返し、早産域にも入っていなかった(=お産になっても赤ちゃんは流産となり救命できない週数である)ため自宅で経過観察。

22w2d

再度血の塊を含む出血があり、受診してそのままMFICU(妊婦のためのICUのようなところ。)へ入院。

早産の域に入ったとはいえまだ週数が浅く児の救命率は50%前後なため、今後出血が続くようならまだ母体優先になると告げられる。

この時点で出血箇所は、内子宮口付近の絨毛膜下血腫。お腹の張りもありリトドリン1A20mlでスタート。

ここからほぼ毎日、40〜400mlの出血を繰り返す。

24w

24wに入る頃には絨毛膜下血腫は消失しており、どこから出血しているか不明と言われる。

子宮頸管内に太い静脈があること、内子宮口近くに辺縁静脈洞がありそのどちらかかもしれないと指摘されるが、出血後に診察する頃にはいつも止まっており出血点は特定できず。リトドリンはMAX3A20ml/hrまで上がるがお腹はそこまで張らず、張って出血する感じでもないので26w3dより1日4錠の内服になる。

貧血が進行して鉄剤内服or注射が手放せない。

貧血の値であるHbが8.0mg/dLを切ったら輸血とリンデロン筋肉注射(おなかの中の赤ちゃんの肺の成熟を助けるお薬)をして、週数が30週を超えたら早めの帝王切開も考慮すると言われる。

(児の救命率が上がる28週1000gを超えたら、妊娠期間に複数回輸血しながら妊娠を継続するのは現実的でないという判断のため人工早産が視野に入っていました。)

Hb8.3まで低下するもなんとか持ち直し、妊娠期の輸血は回避。

30w2d

30週を迎え、なんかこのまま正期産まで行けちゃったりしないかなあとぼんやり考え始めた矢先、30週2日で止まらない大量出血となり超緊急帝王切開になったのでした。

出産のことは長くなるので、何回かに分けてまた書こうと思います。

妊婦さん、産後のお母さんのお悩み聞きます あなたに一番に寄り添う助産師になります

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