皆さんこんにちは、助産師たまです☆
何をしても赤ちゃんが泣き止まない…そんな経験は誰にでもあると思います。
今日は赤ちゃんが泣き止まない時に確認しておきたいポイントをまとめていきます。
空腹ではないか?
泣いている赤ちゃんをあやしたりおむつ交換をしたりしていると意外と時間が経っている場合があります。
最後に授乳したところから時間が経っていないか、最後の授乳はしっかりと飲んだかを確認してあげましょう。
時間が空いているようならまずは授乳を!
オムツは綺麗?
オムツが綺麗か確認してみましょう。
さっき変えたばっかりでも、意外と何度もおしっこをしていたりするものです。
実は最近の紙オムツはどんどん性能が良くなっていて、何回かおしっこ、うんちをしてもしっかり吸収されて不快感が少ないとも言われています。
とはいえタプタプになったオムツは不快なので、泣き止まない時にはオムツも見て、汚れているようなら交換を!
お部屋の温度
お部屋の温度はどうでしょうか?
赤ちゃんは意外と暑がりなので、寒いと思ってお部屋の温度を上げたら暑くて不機嫌…というパターンもあります。
夏は25〜28度、冬は20〜23度くらいが快適に過ごせる温度とも言われていますのでお部屋の温度を確認しましょう。
熱はないか?
お部屋の温度を確認したら、次は赤ちゃん自身の体温も確認を。
平熱は36.5〜37.5度と大人よりは少し高めです。
また体温調節の機能が未熟なので、寒いと体温も下がり、暑いと体温も上がってしまいます。
もし37.5度を超えている時には暑い場合があるので、洋服を1枚脱がせるか掛け物やおくるみをしていたら外して涼しくしてあげて30分くらい経ったらもう一度熱を測ってみましょう。それで下がるようなら心配いらないですが、涼しくしても熱が下がらない場合は発熱している可能性があるので病院に相談しましょう。
洋服にシワがよったり、紐が当たっていないか?
洋服のシワや肌着の紐が当たっていて、それが不快でなく赤ちゃんもいます。
泣いているうちにお洋服もはだけてきてしまうので、一度お洋服を確認して整えてあげましょう。
お腹が張ったり便秘はないか
お腹が張ったり便がしばらく出ていないと苦しくて泣くことが多いです。
お腹がパンパンになっていたりしばらく便が出ていないようであれば、一度綿棒浣腸をしてガス抜きや便出しをしてあげましょう。
手足の指に紐や髪の毛が絡まっていないか?
なんだかいつもよりすごく泣くなあと思ったら、足の指に髪の毛が絡まりうっ血していた…なんてことも。
これはヘアーターニケットといって、最悪の場合指を切断しなければならないこともある危険な状態です。
時折オムツの中で性器に巻きついてしまっている事例もあるので、泣き止まない時には全身を見てみるようにしましょう。
睡眠時間は十分か?
眠たくなりすぎるとぐずぐずと寝ぐずりをすることがあります。
暗いお昼寝ができたか?起きてからどれくらい時間が経ったか?も確認しましょう。
あくびしたり、体温が上がってお顔をゴシゴシ擦り付けてくる時には眠たい可能性大です。
寝る前には体温が上がってぽかぽかするのですが、そのせいで痒みが出ているのでは?と考えられています。
眠いサインが見られたら、ぐずる前に寝かしつけを始めるのも有効です。
さぁ、ここまで全部確認してどれにも当てはまらない場合は?
日中に脳への刺激がたくさんあると、夜間になっても脳が休まらず夜泣きが強くなることがあります。
他には甘えて抱っこしてほしくて泣いている場合もあります。
ここまであげたポイントをチェックして問題ないようであれば抱っこしてあげましょう。
モロー反射でびっくりして泣きが強くなる時にはおくるみやスワドルも効果的ですので試してみてくださいね♪
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