皆さんこんにちは、助産師たまです☆
生後3〜4ヶ月頃になってくると、だんだんお互いに授乳や哺乳瓶の扱いにも慣れてきてサクッと授乳できるようになる方も増えてきます。
その一方で、赤ちゃんが遊び飲みを覚えてなかなか飲んでくれないことも…
今日は遊び飲みについてのお話です。
遊び飲みどんな感じ?
・母乳やミルクを飲みながら、こちらを向いてニコニコ(にやにや。)していて飲まない!
・授乳の途中でキョロキョロとしだして飲まない!
・授乳の途中で、のけぞったりする(乳首を咥えたままする子もいます。そうですうちの息子です。痛い。)
・授乳中、乳房や服をニギニギして遊び集中していない
・乳首をかじる(!)
などなど。
おもに「授乳に集中できていない状態」をいいます。
なんで遊び飲みするの?
赤ちゃんは生まれたての頃、ぼんやりとしか目が見えず色も白黒のように見えるところから始まります。
それが3〜4ヶ月になると、授乳やミルクをしている時のパパやママの顔がよーく見えるようになり、色の区別もついてきます。
目が見えることによって周囲への興味が高まる時期に、授乳に集中できない遊び飲みを始める子が多いです。
必ず全員するの?
これはNOです。
遊び飲みをずっとする子、たまにする子、ある条件の時だけする子、まったくしないままの子もいてかなり個人差があります。
対策はあるの?
遊び飲みそのものは、成長する過程で起きることなので過剰な心配はいりません。
でも遊び飲みを毎回する場合には、授乳に時間がかかりすぎたり乳首の痛みや傷につながることも。
できるだけストレスを少なく授乳をするために、遊び飲みしている時には次のような対策を取ってみましょう。
テレビやスマホを消して静かな空間で授乳する
画面がコロコロ切り替わり音が聞こえるテレビやスマホは赤ちゃんにとってとっても興味をそそられます。
遊び飲みが気になる場合は目や耳からの情報が少なく静かな環境を作ってあげましょう。
家の中であっても授乳ケープを使用して、周りの情報が赤ちゃんに入りすぎないようにしてあげるのも良いですよ。
遊び飲みがひどい場合には一度おしまいにする
空腹が強い時には、遊び飲みをすることなくゴクゴク飲める赤ちゃんが多いです。
先ほど書いたように静かな環境を作っても遊び飲みがひどい場合には、一度授乳を切り上げて仕切り直しましょう。
眠そうな時はチャンス!
眠そうにウトウトしている時は、他のものに気を取られず集中して飲んでくれることが多いです。
しっかり起き出す前に、早めに授乳を始めることも対策の一つです。
ここまで遊び飲みの対策について書いてきました。
一時的なものとわかってはいても、乳首が痛かったり授乳に時間がかかるのはつらいものですよね。
ご紹介した方法を試してみてくださいね♪
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