これってどうなの?育児のウソ、ホント

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助産師たま
助産師たま

皆さんこんにちは、助産師たまです☆


今日は育児をする時に耳にするウワサ、迷信(?)嘘本当についてまとめていきます

医学の研究も進み、これは違った!とわかってきたことをまとめていきます。

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お風呂あがりに白湯や番茶を飲ませる

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離乳食が始まる最後5カ月頃まで、赤ちゃんが口にするものは母乳やミルクのみで良いとされています

これは生後6カ月未満の赤ちゃんは母乳やミルクから必要な栄養が取れるので、あえて与える必要はないとされているためです。

お風呂上がりの脱水が気になる時も、母乳かミルクをあげましょう!

『生後1カ月から飲める』などといった表記がある麦茶も市販されていますが、麦茶も不要です。

生後2〜3カ月から果汁を与える

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先ほども書いたように、生後5〜6カ月頃で離乳食を始めるまでは母乳やミルク以外のものを与える必要はありません。

むしろ離乳より前に母乳やミルクの代わりに果汁を与えると、栄養素が不足する可能性があります。

また下痢の原因になったり、果糖が虫歯を引き起こすことも。

離乳食を進める中で果物にチャレンジしていく形で問題ありません。

沐浴の時は耳を押さえる

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昔は「耳に水が入って中耳炎になるから沐浴の時は耳を押さえるように」と言われていたようですが、中耳って結構奥で沐浴の時に水が入っても中耳炎にはなりません

今は耳は押さえなくてOK!とお伝えしています。

家でも常に靴下を履かせる

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赤ちゃんは手足で体温を調節しています

眠っている時は手足の熱を体の中心に集めているので手足が冷たく感じられますが、お腹や太ももなど体の中心に近いところが暖かければ、手足を温める必要はありません

温め過ぎは乳幼児突然死症候群のリスクも高めますので基本的には室内で靴下は不要です!

あせもにベビーパウダー

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あせもは、皮膚にある汗の出口が詰まることでできます。

ベビーパウダーは、あせもができていない状態の乾いた肌につけることであせもの予防にはなりますが、あせもになってからつけたり濡れた肌につけると逆効果になってしまいます。

あせもに限らず肌荒れがあったときには、早めに皮膚科で診てもらうのがおすすめです!

抱っこしすぎると抱き癖がつく

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赤ちゃんは抱っこしてもらうことで安心し、親との信頼関係を築いていきます。発達や情緒の面からも、抱っこして欲しがる時にはどんどん抱っこしてあげることが勧められています

『抱っこしてほしい』という欲求が繰り返し満たされて親との信頼関係が構築されると、赤ちゃんは親に対して「自分のことを守ってくれる人だ、何があっても守ってもらえるんだ!」と感じることができ、この感覚が外の世界へ飛び出していく一歩になると言われています。その結果、自立心を促すともいわれています。

また乳幼児期のスキンシップは、発達を促進させたり消化機能が良くなったり、脳への良い影響があることもわかってきました。

1日中抱っこしていなければならないことはありませんし、泣いてもすぐに対応できない時があっても大丈夫。

「ちょっと待っててね、お皿洗い終わったらすぐ行くからねー!」「待っててくれてありがとうね!」と声をかけて、手が空いたら抱っこしてあげられると良いですね。

育児に関するあれこれ、昔はよしとされてきたことが、近年では研究が進み別な見解になっているものも増えてきました。

これからも色々な面で研究が進み、今度は今の常識も実は違った!となる日がくるかもしれませんね。

親世代からの助言はありがたい反面、今はそうじゃないんだけどな…ということも多くありますよね。

うまく伝えられそうにないな…という方、よければこの記事を読んでもらってくださいね♪

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