つるつるすべすべなイメージの赤ちゃんのお肌ですが、生まれておうちに帰る頃からお顔にブツブツと湿疹が?!実が乳児湿疹に悩まされるママって結構多いです。
今回は乳児湿疹の治し方のコツをお伝えします。
乳児湿疹って何?
乳児湿疹とは病名ではなく、赤ちゃんのお肌のトラブルを総じて『乳児湿疹』といいます。
新生児ざ瘡、脂漏性湿疹、よだれやおむつによるかぶれ などがあります。
新生児ざ瘡:赤ちゃんのお顔にできるニキビのこと。赤ちゃんのうちの約20%にできると言われていて、男の子に多いです。
脂漏性湿疹:頭や髪の毛の生え際、お顔、首など皮脂の分泌が多いところにできる湿疹のこと。黄色っぽいフケや鱗のようなフケが出たり、湿疹のてっぺんに黄色いフケがついたり膿が出ることもあります。
なんで湿疹ができるの?
おなかの中にいるときにママのホルモンの影響を受けて皮脂の分泌がさかんなために起きる。
また皮膚の常在菌が原因となっていることもある。
いつまで続くの?
期間:生後2週間ころに出始めて、おなかの中で影響を受けたホルモンが落ち着く2~3か月頃に落ち着くことが多いです。
生後半年を過ぎると今度はホルモンが減ることで乾燥し、乾燥を補うために皮脂の分泌がさかんになり湿疹につながることもあります。
対処法はあるの?
・よく泡立てた石鹸でお顔を洗います
新生児から流水やシャワーを頭からかけて流して大丈夫です!羊水にいたのでお水は得意です。
とはいえ、頭からシャワーかけるのは怖いというママも多いと思いますので、濡らしたガーゼでしっかり泡を落とせばOK!!ベビー用のソープでも皮膚に残らないようしっかり落としてあげましょう。
・洗い終わったらしっかりと保湿を
お顔の保湿は、保湿剤を500円玉大くらいの大きさに出してしっかり塗ってあげましょう。
脂漏性湿疹で黄色いフケがついている場合にはワセリンやベビーオイルを塗って30分程度ふやかしたあとに優しく取ってあげましょう。そのあとは上記の方法でしっかり綺麗に洗い保湿してあげます。
程度がひどい場合には皮膚科や小児科でステロイドや抗菌薬の塗り薬を出してもらうこともできます。
気になる場合は相談してみましょう!
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