
こんにちは、助産師たまです☆
離乳食の卵、進め方を調べたらいろーーーーーーーーーんな方法が出てきて混乱しない?
私は第一子で大混乱して調べまくったので、まとめました!
最終的に子どもの卵を進めるにあたり私が参考にしたのは、息子のかかりつけの先生やインターネット上の情報で、かつ
アレルギー専門の先生が言っていた方法
になります。
※必ずしもこれでやるのが絶対正解!他は間違い、ダメ!!ってことではないので、お子さんの様子を確認しながら進めよう。
もともとアレルギーがあるお子さんや慎重に進めるよう言われているお子さんは、実際にお子さんをみてもらっている主治医の先生と相談して進めてね。
離乳食のキホンについてまとめた記事はこちら♪
まずは注意点から見ていこう👀
卵を進める時に知っておきたいこと✎
☑︎しっかり加熱を!
卵アレルギーの原因となる物質の中でも『オボアルブミン』は、調理法(どれくらい加熱されたか)によって量が違ってくるよ。
しっかり加熱している方がアレルギー物質が低下するので、よく加熱したものから始めよう。
☑︎卵アレルギーの出やすさは、卵黄<卵白!
卵白のアレルギー物質の方が、アレルギーを引き起こしやすいよ。
卵黄から始めてみよう🥚
離乳食で卵を初めてあげる時の調理の仕方
1.沸騰したお湯で20分茹でて、固ゆで卵を作ろう🥚
2.完成したらすぐに殻を剥いて、「卵白から遠い卵黄部分」を、ほじる🥄
卵白の方がアレルギーが出やすいんだけど、ゆで卵を作って置いておくとアレルギー物質がだんだん卵黄部分に浸透してくるんだって⚠️
なので、完成したらすぐに剥いて、かつ卵白に触れていない部分の卵黄 から試してみよう。
離乳食の卵の進め方
少ない量から少しずつ増やしていく
まずは耳かき1さじから…なんてよく言われているんだけど、正確に耳かきを買ってきて計測しなくても大丈夫🙆♀️
とにかく少ない量から試して少しずつ増やしましょうね!ってことだよ。
(他にアレルギーがあって医師から進め方を指導されている方は、そちらに従ってね。)
ある一定の量を超えた時にアレルギー反応が出ることもあるから、少しずつ増やしていくよ。
増やし方に決まりはなくて、両親や兄姉に卵アレルギーのお子さんがいる…喘息やアトピー性皮膚炎と言われていてアレルギー体質である…などを踏まえて、ゆっくりゆっくり進めることが望ましい場合もあれば、問題なさそうなので増やし幅を多めにしてみる、というのも間違いではないよ。
一般的にはこんな風に増やそうね!って言われているので、参考にしてみてね。
(さっきも書いたように、絶対耳かき1さじから厳密に計測して増やさなくても大丈夫。お子さんの様子をみて増やし幅は決めて良いよ!)

毎日食べさせてもいいの?
食べさせる時は2〜3日ごとに、という本もあったりするんだけど毎日試してもOKだよ。
卵ボーロでアレルギーをチェックしてもいいの?
実はボーロは、よりアレルギーが出やすい可能性があるよ⚠️
これはボーロに入っている他の材料が、卵白アレルギーの原因になるオボアルブミンの凝固を妨げてしまい、アレルゲン性があまり下がらない ため。
固ゆで卵は食べられたけど、ボーロを食べたらアレルギー症状が出た…なんてことも。
はじめての卵としてボーロをあげてアレルギー確認に使うのは、リスクが高いかも。気をつけてね!
離乳食で注意したい卵の調理法
先ほど書いたように加熱によってアレルギーを起こす物質が低下するので、加熱が甘いとアレルギーが出ることがある ということ。
☑︎レンジで作るオムレツ
☑︎レンジで作るゆで卵
☑︎茶碗蒸し
☑︎かき卵
☑︎フレンチトースト
これらは加熱が甘くなりやすいので、注意が必要だよ⚠️アレルギーチェックのスタート時には避けたほうが安心かも💦
アレルギー症状ってどんな症状?
アレルギーにはいろいろな症状があるんだけれど、こんな症状が出たら病院へ受診を。
- まぶたや頬が赤くなり腫れる
- 食べてから30分~2時間のうちに、皮膚に赤い湿疹が出る
- 唇の周りが赤く腫れる
また、こんな症状の時は「アナフィラキシーショック」の可能性があるので救急車を呼んでね。
- 急に激しく咳き込み、咳が止まらない
- 呼吸をするとゼーゼーと音がする
- ぐったりしている
- 意識がない(呼びかけても反応がにぶい/ない)
というわけで、今回は卵の進め方についてまとめました!
必ずしもこうでなければならないというわけではないので、お子さんの様子を見て進めるでOK!
進め方の参考になったら嬉しいです!
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