切迫早産入院の1日こんな感じ!

助産師たま
助産師たま

皆さんこんにちは、助産師たまです☆

産科病棟で助産師として勤務しており、自身も切迫早産前置胎盤で2か月入院した経験から入院したらどんな生活になるかをお伝えします。

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6:00 起床

だいたいどの病院も6時点灯のことが多いです。一斉放送のようなものが流れるところもありますし、スタッフが電気を点けて回るところもあります。

6:30 洗面

私は起床後すぐにお手洗いや洗面を済ませていました。巡回に来るまで寝ている方もいます。

7:00 巡回、検温

スタッフが夜間の様子を聞きに巡回に来ます。ここは来ない病院もあったり、特に大きな問題なく過ごせている方で朝の巡回の時に寝ている方はあえて起こさないこともあります。

病院によっては自動血圧計での血圧測定と体重測定を自分でするところもあります。私の勤務先はスタッフが検温に回りますが、入院先はナースステーション横で毎朝血圧と体重を計測し、結果が印字された紙を提出するシステムでした。

8:00 朝食

だいたいの病院が8時~8時半の間くらいに朝食になります。

9:00 日勤スタッフ挨拶

日勤のスタッフさんが挨拶に来てくれて、今日の予定を教えてくれます。

10:00 モニター装着、診察

CTGモニター

CTGモニターというおなかの張り赤ちゃんの心音を確認するモニターをつけます。だいたい20~40分、おなかが頻繁に張っていないことと赤ちゃんが元気であることを確認できれば終了となります。

お腹が頻繁に規則的に張っていたり赤ちゃんの元気がないときには時間が長くなったり、一度外して午後から再検査やおなかからのエコーで赤ちゃんの様子を確認します。

診察は経腹エコー(おなかからのエコー)で赤ちゃんの大きさや元気さを確認するものと、経腟エコー(膣からのエコー)で子宮頚管の長さを確認したり胎盤の位置を確認したりします。

診察の頻度も病院やその人によりけりで、赤ちゃんの元気がなくて入院している人は経腹エコーの頻度が多く、切迫早産の人は経腟エコーの頻度が多かったりします。

12:00 昼食

だいたい12時~12時半に昼食が運ばれてきます。 朝ごはんからあまり時間が経っていないので、空腹を感じることはあまりなかったような。。。

13:00~17:00 自由な時間

特に何もなく、時間が経つのがとても遅く感じる時間帯です。

スタッフのラウンドがあって赤ちゃんの心音の確認や点滴交換がある人もいます。

またシャワーに入るのも午後が多かったです。

以前の記事にも書きましたが「安静=トイレシャワー食事以外ベッドの上で横になって過ごす」ので、横になっているうちに寝てしまうこともしばしば。

あんまり昼寝ちゃうと夜眠れないので頑張って起きてました(笑)

途中から裁縫のキットを購入して持ってきてもらったので、スタイやガラガラなどをチクチク縫って過ごしていました。編み物とかをしている方も多いです。

18:00 夕食

長い午後を超えると夕食がやってきます。だいたい18時~18時半に食事になる病院が多いと思います。

ここから朝8時のごはんまでがとっても長く感じて、夜中になるといつも「おなかすいた・・・」と思っていました。

19:00 巡回

スタッフさんが回ってきて、体調の変化はないか、お薬は飲んだかなど確認してくれます。

21:00~22:00 消灯

あっという間に消灯です。小学生のように早いです。。(笑)

勤務先は22時消灯でしたが入院先は21時でした。お部屋も廊下もすべて消灯されるので、一気に真っ暗です。

私は大部屋に入院していたのですが、消灯時間でテレビも消さなければならないので(電気消えちゃうとテレビの明かりが結構明るく目立ちます。)ドラマやバラエティー番組はリアルタイムでは観られませんでした。スマホくらいなら見ていても目立たないので、家族とLINEしたりyoutubeやTverなどをひっそり観てました。

個室だと少し融通がききますし、テレビをつけたまま就寝されている患者さんも結構います。

0:00・2:00・4:00 巡回

必ずではありませんが、夜中2時間おきくらいにスタッフが巡回しています。

全患者さんがいることの確認と体調に変化はないか、点滴の針が入っているところが腫れていないか、夜中に飲むお薬がある方は内服しているかなど見てまわっています。

巡回するスタッフ側としては皆さんをできるだけ起こさないように静かに回っているのですが、どうしても起こしてしまうこともしばしば。起こしちゃったときは「ごめんなさい!!!」って思ってます。

入院生活はこんな流れで毎日が過ぎていきます。ながーーーく感じることも多々ありますが、一生のうちにこんなに横になって過ごすことはないだろうなと今となっては思っています。

妊婦さん、産後のお母さんのお悩み聞きます あなたに一番に寄り添う助産師になります

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